木材の聖地へ
1月17日深夜2時に狭山の加藤木材さんから、三重県尾鷲市へ出発
朝の8時に尾鷲市に到着。近所の定食屋さんで朝食を済ませ、尾鷲杉を提供している
畦地製材所さんへ訪問。
素直に、「空気がうまい!」って月並みですが、何だろう・・・海岸よりの空気と山の空気が歴然とちがう。決して海岸辺りが悪いんでは無く、何故か山の空気が違う。
私は愛煙家で加藤さんは禁煙家?二人に共有したのは空気!!(特に意味は無いけど・・)
そんでもって、こんなにも空気の良い所で育った木は、そりゃいいに決まってる。
私は、まるで子供が遊園地の入口で「早くジェットコースター乗りたい!」
って言わんばかりに工場内を見たくて興奮状態!!
いやいや、晴天の山々に杉の原木。素晴らしい!そして素直に育った木・木・木
畦地製材所 杉原木丸太(上下の端部の太さがほぼ同じで、曲りが少ない)
畦地製材所の三代目!木の目利きは、確かです。
低温乾燥後の製材品
桟積みで天日干し
そばに行くと離れたくない恋人の様
愛工房の低温乾燥機前にて
二台ならんでいます。
乾燥中で、残念ながら中は見れず。
ここの杉材と他の杉の大きな違いは、まず香が歴然と違います。ブログでは伝えられないのが残念ですが、まろやかと言うか体に良さそうが第一印象!特に赤身の部分は油分が多く芳醇な香りがたまりません。
日本で一、二の降水量があり気候も温暖、山の形状は割と切り立ったのが多く、しっかりと根を張り天へ天へと真直ぐ伸びている。杉の名の由来はこの「真直ぐ」から来ていて、改めてなるほどと納得でした。
最近、花粉症などで杉のイメージが悪いけど、杉は何も悪いことはしていない。
大気中の不純物が杉花粉と共に風で運ばれ、目や鼻に影響を及ぼしている。
アレルギーの人もいるとは思いますが、大半の人は問題ないと私は思っています。何故なら、地方の人は少ないのに、都会では、ほとんどの人は花粉症にやられている。
でも、田舎育ちの私は問題ない!(都会が長いのに・・・?)
自分的には、木を差別したくないのが本音ですが、色々と木を知ると、解ってきたことがあります。適材適所と言う言葉がある様に、当然ながら何でもいいと言うことじゃないんですね。
ここの杉がいいのは、室内とか実際に生活して長く居る場所に使っかてもらいたい。
たとえば、寝室なんかは特にいい!平均6時間ぐらいは居ますよね?あとは、居間とかトイレ洗面など。玄関や廊下にも!結局、家全部???
あまり、押し売りするとクレームになるので、続きは次回をお楽しみに・・・。